サロンで開業、集客するには
事前準備が必要です。
通常のサロン開業コンサルや
サロン集客セミナーは、
サロン集客の
事前準備で一番大切なことを、
なぜか教えてくれません。
今日は、この
サロンで集客するときに
一番大切なことを
シェアしていきます。
通常の集客コンサルや
サロン集客セミナーで教えてくれるのは
次の2点です。
1.資金準備 資金確保
これは、開業時の初期費用と
半年間の運転費用のことです。
実際は開業して3か月もすれば、
利益は出ないまでも、
家賃を含めた経費を、
おおむね支払えるくらいの売上は、
確保できるようになります。
もし3か月たっても、
全く売り上げのメドが立たないという
サロンだったら、
それは集客の問題というより、
それ以外に問題がある場合が多いです。
立地条件が悪い、サロン内が不潔、
サロンワークが下手、
もしくは施術の技術がない、
時間がやたらにかかるなどで、
リピーターが全くいない人でしょう。
こういう人は口コミを見れば
すぐにわかります。
こういう人はどうすればいいかというと、
施術の技術を勉強し直す、
または
サロンワークをしっかり勉強する、
この2つしかありません。
2.物件確保
資金と同じくらい重要なのが
物件の確保です。
最寄駅をどこにするか
から始まって、
駅からの所要時間、
駅からの道筋のロケーション、
これかなり大事です。
治安の悪い繁華街を通らなければ
ならないとししたら
夜の集客に影響が出ます。
足元が悪ければ、
雨の日の集客に
影響が出ます。
建物の立地条件が良くても
マンションのエレベーターが
汚かったり、
階下の焼肉屋の匂いや煙がひどいとか、
隣の部屋のマッサージサロンが怪しくて、
変な客が出入りしているかとか、
必ずチェックしてください。
最寄駅や駅からの失要時間を
多少妥協しても、
これらはとても重要です。
特に同じ建物に飲食店が
同居している場合は、
夏場に向かって、
どうしても苦労が絶えないことになります。
3.ではいよいよ、
サロンを集客開業するにあたって、
一番大切なことを、お話します。
それは、
資金よりも物件よりも大切なこと、
それは人、お客様のことです。
あなたがサロン集客を始めるとき、
お客様がゼロの状態からスタートするのと、
すでに常連さんがいる状態から
スタートするのでは、
その後の経営に大きな差が生じます。
開業時にお客様がゼロだと、
次のようなデメリットがあります。
1.とにかく、まずお客様に来て欲しいので
同じ地域の他店の価格を調べて、
他店より価格を安く設定する。
→後々、平均客単価が低くて利益が出ないので、
いつ値上げをするか、
そのことばかり考えるハメになる。
2.新規集客に走らざるを得ないので、
高額の、月固定の広告宣伝媒体を
使うようになる。
月固定の広告宣伝媒体は
新規集客に効果はあるが、
媒体の担当営業の
言いなりにならざるを得ず、
価格設定やメニューの種類、
キャンペーンなどで、
担当営業主導になる。
サロンのコンセプトが
ぶれていくことに不安を感じるが
担当営業には逆らえない。
→後々、新規顧客ばかりで
リピーターが育たない。
契約期間の縛りがあるので
やめるにやめられない。
一方、開業時に常連のお客様がいると、
次のメリットがあります。
1.メニュー価格を
今までの延長か、
リニューアルオープンなので、
高くすることができる。
常連さんには
今まで通りの価格できていただく。
2.高額の固定宣伝媒体の
担当営業の言いなりになることはなく、
自分に合った、自分がやりたい方法で
広告宣伝活動ができる。
ではどうやって開業までに
常連さんを作っておくか、
何人くらいの常連さんがいればいいのかを
お伝えします。
1.どうやって作っておくか。
開業前は、資金準備と、
サロンワークの勉強もあるので
どこかのサロンで働いているケースが多いです。
たとえばサロン勤務の日数を減らしても、
あなたのファンを作ることを
優先してください。
2.何人くらい常連さんを
作っておくべきか。
これは新しいサロンに、
月何人のお客さまに来ていただきたいかで
変わります。
サロンスタート時に
目標の半数が確保できているのが
理想的ですが、
少なくとも
4分の一強の20人を確保できていれば、
スタート後の3か月で
お客様が来ないと言って、
焦ることはなくなるはずです。
その20人は
場所が変わっても来てくれるのですから、
すでに、あなたの
ファンになっています。
従って、今後も毎月
定期的に通ってくれる
お客様です。
スタート時にお客様がゼロだと、
どうしても集客で焦ってしまうので
リピーターを大切にする、
リピーターを育てるという
一番大切なことが
おろそかになっていしまいがちです。
サロン集客で一番大切なこと、
それは
開業前に、
常連さんを作っておくこと
という話を
お伝えさせていただきました。
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