ネイルモデルとネイリストの距離感

顔合わせが終わると、
ネイリストは検定向きの爪の持ち主で
練習スケジュールが合うモデルさんに、
正式に検定モデルの依頼をします。

この時、ネイリストは
ネイルモデルと良好な関係を作りたいし、
正直、感謝しかないので
(例え謝礼金という、お金を払ってもです。)
ありがとうという気持ちを
全面的に伝えようとします。

その時、こんな
アドバイスをさせていただきます。

ネイリストさんの気持ちは
よくわかります。

やっとモデルが決まって
練習に本腰を入れることができるし、
モデルさんあっての検定受験なので、
モデルさんにその気持ちを伝えたいと
いうのもよくわかります。

でも ‥‥‥‥‥‥‥‥‥

ちょっと待って下さい。

よく、仲の良い友達同士、
あるいは姉妹にモデルを頼んだ時に
なぜ、トラブルが多いのか。

それは仲が良いばかりに、
わがままが出始めるからです。

モデルさんからのわがまま。
ちょっとくらい、練習中に
居眠りしても、多めに
見てくれてもいいじゃない。

ネイリストからのわがまま。
少しくらい、毎日の自宅でのケアに、
神経を使ってくれてもいいでしょ。

そんな少しのわがままの積み重ねと
お互いの我慢が、
大きなトラブルの引き金になります。

検定が無事終わったら、
一緒に打ち上げに行って下さい。

焼き肉を食べて、お互いの労を
ねぎらいましよう。

でも検定が終わるまでは、
お互いの距離を、保ってもらいたいのです。

お互いの距離とは、あくまでも
依頼する側のネイリストと、
依頼される側の、ネイルモデルの
立場の違いです。

経験上、このアドバイスを聞き入れて、
距離感を保ったペアほど、
良好な関係を保っています。

人間関係なので難しいです。
ある意味、正解はありません。

でも距離感もまた、
必要なことなのです。

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